まつ毛が細くて弱弱しいことを嘆いているばかりでは悩みは解決しません。
まつ毛エクステやつけまつ毛、マスカラなどでボリュームアップすることはもちろん、最近はまつ毛の植毛も話題を呼んでいます。
植毛って髪の毛だけじゃないの?と思う方にこそ知っておいてもらいたいまつげ植毛のお話をご紹介します。
まつ毛の植毛ってどんな施術か気になる方へ
髪の毛の植毛には色んなタイプがありますが、まつ毛の植毛は自分の髪の毛からドナーを採取して植毛していきます。
その流れですが、頭皮を切開してドナーを採取する方法と、頭皮を切開しないでドナーを採取する毛包単位採取という方法があります。
どのぐらいまつ毛を植毛したいか、その量によってどちらの方法がいいのか決められます。
両目のまつ毛を合わせて100本ぐらい増やしたいのであれば頭皮を切開せずに毛包単位採取でドナーを採取する方法が一般的です。
採取した後のドナーは、医療機関で専門知識のある医師によって、医療用の針を使って植え付けていきます。
まつ毛の植毛にどのぐらい効果があるのか
まつ毛はどのぐらい定着してくれるのか
せっかく植毛するわけですから、どのぐらい持つのか気になるところです。
一般的に、植毛したまつ毛は手術を受けてからおよそ数週間程度で一度抜け落ちます。
でもご安心ください。そのあと数か月経つと再び同じところから生えてきて、まつ毛が元気に育ちます。
これが生着と呼ばれるものです。
あくまでも一般的な話になりますが、この生着率はだいたい50~90%と言われているので、両目で100本移植した場合、両目で50~90本生着する計算になります。
生着したまつ毛は半永久的に生えたり抜けたり毛周期を繰り返して育ち、自分のまつ毛となります。
これがまつ毛植毛の最大の特徴と言えるでしょう。
気になるまつ毛のお手入れ
ドナーを移植したあとのケアが気になるところですが、もともとの自分のまつ毛とヘアサイクルも伸びる速さも違います。
自分の本来のまつ毛と長さを合わせるために、定期的に移植した毛をカットして長さを調節する必要があります。
移植した毛は髪の毛ですから、もともとのまつ毛とは太さも形状も違います。
そのため、ビューラーなどを使ってまつ毛の形を整えたり、まつ毛パーマをかけてナチュラルなカールを作ることも推奨されています。
まつ毛植毛の気になる注意点を確認していこう
万が一に備えて合併症のことを知っておこう
まつ毛に髪の毛を移植するとき気になるのは「目にどの程度影響があるのか?」ということです。
基本的に眼球を手術するわけではないので心配はありません。
心配になるのは目より頭皮を切開した時の感染症や内出血のことです。
少なからずリスクはありますが、手術前に担当医から説明がありますから、不安や疑問は手術前にしっかり話し合いをして解消していきましょう。
タイムダウン(施術から回復までの期間)はどのぐらい?
まつ毛を植毛したあとのことですが、タイムダウンはおよそ1~2週間と言われています。
人によって体質が違うのでタイムダウンに多少の開きがありますが、頭皮を切開したりまつ毛を移植したあと、場合によって腫れることもあります。
営業職や接客などで人と会う機会が多い場合は、連休などの長期休暇を利用してまつ毛植毛を受けるといいかもしれません。
腫れが出たとしても徐々にひいていきますから、必要以上に不安になることはありません。
理想のまつ毛を手に入れるためのまつげ植毛
ボリュームのある目元はそれだけ魅力的にうつります。
毎日アイメイクが大変という方はまつ毛植毛を検討してみてはいかがでしょうか。
まつ毛植毛の特徴
- 自分の髪の毛を使った移植なので拒否反応の心配はない
- 移植したまつ毛の生着率は50~90%と高いことが特徴のひとつ
- まつ毛移植をした後は半永久的に自分のまつ毛として生え続ける
- 植毛手術をした後は合併症が発症するリスクがある
これらまつ毛植毛に関する特徴を把握しておいても不安が募るものです。
まつ毛植毛に関心はあるけれど不安がぬぐえないという場合は、まつ毛植毛を行っている専門機関にお気軽にご相談ください。
手術をする前に必ずカウンセリングが行われるので、専門機関を訪ねたからといってすぐに手術になることはないのでご安心ください。